会社更生事件、民事再生事件、破産事件、特別清算等の法的倒産手続の申立代理人として数々の事件に関与しているほか、裁判所から、手続を公正な立場で遂行する管財人や、手続遂行を監督する監督委員等に選任された実績も多数あります。また、法的倒産手続によらない事業再生案件、事業再生に伴う企業提携や組織再編案件も取り扱っております(所属弁護士の主な関与事件に関しましては、各弁護士のプロフィールをご参照ください。)。
これらの実績が評価され、国際的な法曹評価機関であるChambers & Partners(英国)による、世界の法律事務所・弁護士の評価を掲載したChambers Asia-Pacific 2018のRestructuring/Insolvency(倒産・事業再生)-Japan部門において、当事務所の小畑英一弁護士が上位にランキングされております。
当事務所では、事業再生における税務・会計に精通した会計事務所、フィナンシャル・アドバイザー等とも協同関係を構築しており、これらの案件に機動的かつ的確に対応できる体制を整えています
また、債権者の立場での取引先の倒産リスクへの対応や、倒産手続における管財人との折衝、スポンサー支援の検討に対するアドバイス等にも幅広く対応しております。
当事務所が関与した事業再生紹介は以下のとおりです。
- 事業承継の事案
非上場のメーカーの代表者(かつ事実上の一人株主)から事業承継の相談を受けた事案でした。
公認会計士ら、外部の専門家とも連携して、事業の評価及び法的問題点の調査等を行ったうえで、承継方法について多様な選択肢を提示して依頼者と検討を重ね、最終的には、MBO(経営陣による買収)により円滑な承継を図ることとなりました。